第52回 “解答と解説”


 3月は割引きセールを行ったわけですから、売れた個数は(おそらく)多くなったと考えられますね。そう、この問題ではまず、2月と3月の売上個数の比を求める必要があります。

 そこで、2月の定価をとして考えてみることにします。2月の売上個数がだったとすると、2月の売り上げ金額はですね。さて、3月は売り上げ金額が3倍になりました。つまり、ということになります。3月は2割5分引きで販売しましたから、売り値は0.75ということになります。つまり、3月の売り上げ個数は、

 ÷0.75

つまり、2月の4倍であったことになります。

 あとは、1個あたりの利益ですね。定価で販売すると利益は4割ですから、先ほどと同じように定価をとすると、利益は0.4、原価は0.6ということになります。また、3月は2割5分引きで売りましたから、売り値は0.75ですね。原価は2月と同じ0.6ですから、3月の利益は1個あたり0.15ということになります。

 あとは、2月と3月を比べるだけですね。

 2月の利益は、0.4×0.4

 3月の利益は、0.15×0.6

となり、2月は3月の1.5倍であることが分かります。

        答:1.5倍


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